白銀の世界。

白銀の世界。

 

 

 

美しい願いが結晶となり、結晶の一つ一つが積み重なった白く輝く世界。

 

 

 

白銀の世界。

 

白銀の世界。

 

 

 

平和の願いの結晶。

 

結晶が平和の世界をつくりだす。

 

平和が永遠に続く世界。

 

 

 

 

白銀の世界。

 

白銀の世界。

 

 

 

幾重の結晶。

 

古から繋がれた結晶。

 

結晶が積み重なった平和。

 

平和の願い。

 

 

 

白銀の世界。

 

白く輝く世界。

 

平和の世界。

 

 

 

最後までお読み下さり誠にありがとうございます。雅蓮。

聖なる夜。

聖なる夜。

 

聖なる夜。

 

 

会えなかった者達へ。

 

帰れることができない者達へ。

 

過ごすことができない者達へ。

 

 

全ての者達に幸あれ。

 

 

聖なる夜。

 

聖なる夜。

 

 

 

寂しさを抱える者達へ。

 

辛さを抱える者達へ。

 

苦しみを抱える者達へ。

 

 

 

全ての者達に幸あれ。

 

 

 

聖なる夜。

 

聖なる夜。

 

 

 

使命に挑む者達へ。

 

戦わざるへない者達へ。

 

陽のあたる日を待ち続ける者達へ。

 

 

全ての者達に幸あれ。

 

 

 

聖なる夜。

 

聖なる夜。

 

 

 

全ての者達に幸あれ。

 

 

 

最後までお読み下さり誠にありがとうございます。

雅蓮。

汚れた手。

どれほどの罪を犯してきただろうか?

 

何度、罪を犯し続けるのだろうか?

 

 

 

汚れた手を合わせて祈る。

 

 

 

救いを求めて。

 

  

沢山の罪を犯しました。

 

誰にも言えずにいる沢山の罪を犯しました。

 

それでも、どうかお救い下さい。

 

どうかお救い下さい。

 

 

 

汚れた手を合わせて祈る。

 

 

 

罪の償い。

 

こんな時だけの償い。

 

気付かなかった。

 

気づこうともしなかった。

 

無くても生きていけたから。

 

罪の償い。

 

 

 

汚れた手を合わせて祈る。

 

汚れた手を合わせて祈る。

 

 

 

救いを求めて。

 

罪を償いながら。

 

 

 

汚れた手を合わせて祈る。

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり誠にありがとうございます。

雅蓮。

発車ベル。

発車ベルが鳴り響く。  

 

 

今度こそ乗らなければ。

 

あの列車に。

 

 

発車ベルが鳴り響く。

 

早く乗れと言っているように。

 

列車の目的駅は「夢叶(とあ)駅。」

 

 

 

何度も乗るこが出来なかった列車。

 

乗るたびに躊躇してしまっていた。

 

今は無理だと。時期ではないと。

 

恐れていた。

 

乗ることが出来なかったことに後悔し、自分に嫌気してしまっていたんだ。

 

 

 

発車ベルが鳴り響く。

 

早く乗れと言っているように。

 

今度こそは乗らなければ。

 

あの列車に。

 

列車の目的駅は「夢叶(とあ)駅。」

 

発車ベルが鳴り響く。

 

 

 

 

最後までお読み下さり誠にありがとうございます。

雅蓮。 

古傷は心の栞。

古傷は心の栞。

 

古傷は心の栞。

 

 

 

昔、傷をつけれた。

 

深く傷付いた心。

 

長く時を経ても残る古傷。

 

古傷をみるたびに、辛かった記憶がフラッシュバックする。

  

 

痛み疼き出す古傷。 

 

 

「他者に同じ痛みを与えてはいけない。」

 

「他者に同じ傷を与えてはいけない。」 

 

 

痛み疼き出す時、古傷は言ってくれているようだった。

 

 

 

古傷は心の栞。

 

古傷は心の栞。

 

 

忘れてはいけない傷。

忘れてはいけない痛み。

 

 

古傷は心の栞。

 

 

何時もお読み下さり誠にありがとうございます。雅蓮。

逃げても良い。

学校に行きたくないんだろ?

あの教室にいたくはないんだろ?

クラスメイトや先生の顔も見たくはないんだろ?



わかるよ。僕も同じ経験をしたことがあるからね。

教室に入る時は何時も足がすくんだ。

授業中は背中に痛みが走った。

針の椅子に座る気持ちわかるよ。




行きたくなければ行かなくても良いんだ。

逃げたければ逃げても良いんだよ。

嫌なら泣き叫んで助けを呼んでみるんだ。



恥ずかしいなんてことは無いんだよ。
 


心が病む前に。 
自ら自らの道を閉ざす前に。 



自分を責めることだけは止めておくれ。

早くそこから逃げておくれ。

逃げたければ逃げても良いんだよ。









最後までお読み下さり誠にありがとうございます。
雅蓮。

美のメランコリア。

美のメランコリア

 

美のメランコリア

 

 

息を吸うだけでも苦痛。

奥深い哀しみ。

脱力した肉の塊。

 

 

醜い外。

嫌悪する中。 

 

 

考えても無。

動こうとしても無。

感じるものが無。

 

 

全てが無。

 

無。

 

 

美のメランコリア

 

美のメランコリア

 

 

それでも、金の糸は離すまいと金の糸を強く固く握りしめる手。

 

金の糸は生命の源。

 

本能のまま金の糸を握りしめ続ける。

 

糸はさらに神々しく金色に輝く。 

 

金の糸から生命を与えられ、「無」との闘いの中から生み出されたもの達。 

 

 

それが、美のメランコリア。 

 

人々を慰め救う、美のメランコリア

 

人々を勇気づけ励ます、美のメランコリア

 

 

美のメランコリアは永久に大衆から受継がれ、寵愛を受け続けるのであった。

 

 

 

 

最後までお読み下さり誠にありがとうございます。

雅蓮。