辛くてどうしようもなくなる時がある。自分に嫌気をさしてしまう時がある。自分は生きていてもしょうがない人間だと思う時がある。なぜ、私はこんなにも不幸な人間なんだろうか？そう思っていると息を吸うのも苦しくなってきた。深い暗闇の中に閉ざされしま…

常日頃、人の失敗を期待している人がいる。何時も、人の欠点を探したがる人がいる。そんな人達は、あらゆる人達の失敗や欠点を見つけ出しネタを収集しては、他の人達にそのネタを発表している。発表している時がそんな人達の何よりの至福の時間。常日頃、人…

あの時の君は、日に日に痩せていき、顔も青白くて目の中の瞳孔も開いたままで真っ黒だった。 あの時の君はただ、どこからか襲ってくる恐怖と突然やってくる寂寥感から逃れたかっただけなんだ。気付いてあげられなくてごめんね。話を聞いてあげられなくてごめ…

今日は待ちに待った自分への御褒美の日。小さな白い折り紙を食べられる日。人差し指の上にちょこんとのるくらいの白い折り紙。その折り紙を食べるとね、魔法にかかった感じになるんだよ。別の世界にも行けるんだ。甘い蜜をこれでもかっていうくらいに味わえ…

私の赤い糸はどんな人と繋がっているの？私の運命の人は何故むかえに来てくれないの？私の右手の人差し指から生えている赤い糸は今日も真っ赤に光輝きゆらゆら揺れていてまるで鼓舞しているかのよう。しかしながら、待てど暮らせど赤い糸が繋がっている人に…