2023-01-01から1年間の記事一覧

ロストジェネレーション。

当たり前の世界が一変した。 大人達は崩壊したと言っていた。 世界が荒れ地になった。 全てが暗闇に包まれた。 誰もかれもが下を向いて嘆いていた。 何故!?こんな事になったんだ!!! 過去の栄光にすがっていた。 ロストジェネレーション。 皆が言っていた。…

白銀の世界。

白銀の世界。 美しい願いが結晶となり、結晶の一つ一つが積み重なった白く輝く世界。 白銀の世界。 白銀の世界。 平和の願いの結晶。 結晶が平和の世界をつくりだす。 平和が永遠に続く世界。 白銀の世界。 白銀の世界。 幾重の結晶。 古から繋がれた結晶。 …

聖なる夜。

聖なる夜。 聖なる夜。 会えなかった者達へ。 帰れることができない者達へ。 過ごすことができない者達へ。 全ての者達に幸あれ。 聖なる夜。 聖なる夜。 寂しさを抱える者達へ。 辛さを抱える者達へ。 苦しみを抱える者達へ。 全ての者達に幸あれ。 聖なる…

汚れた手。

どれほどの罪を犯してきただろうか? 何度、罪を犯し続けるのだろうか? 汚れた手を合わせて祈る。 救いを求めて。 沢山の罪を犯しました。 誰にも言えずにいる沢山の罪を犯しました。 それでも、どうかお救い下さい。 どうかお救い下さい。 汚れた手を合わせ…

発車ベル。

発車ベルが鳴り響く。 今度こそ乗らなければ。 あの列車に。 発車ベルが鳴り響く。 早く乗れと言っているように。 列車の目的駅は「夢叶(とあ)駅。」 何度も乗るこが出来なかった列車。 乗るたびに躊躇してしまっていた。 今は無理だと。時期ではないと。 …

古傷は心の栞。

古傷は心の栞。 古傷は心の栞。 昔、傷をつけれた。 深く傷付いた心。 長く時を経ても残る古傷。 古傷をみるたびに、辛かった記憶がフラッシュバックする。 痛み疼き出す古傷。 「他者に同じ痛みを与えてはいけない。」 「他者に同じ傷を与えてはいけない。…

逃げても良い。

学校に行きたくないんだろ?あの教室にいたくはないんだろ?クラスメイトや先生の顔も見たくはないんだろ? わかるよ。僕も同じ経験をしたことがあるからね。教室に入る時は何時も足がすくんだ。授業中は背中に痛みが走った。針の椅子に座る気持ちわかるよ。…

美のメランコリア。

美のメランコリア。 美のメランコリア。 息を吸うだけでも苦痛。 奥深い哀しみ。 脱力した肉の塊。 醜い外。 嫌悪する中。 考えても無。 動こうとしても無。 感じるものが無。 全てが無。 無。 美のメランコリア。 美のメランコリア。 それでも、金の糸は離…

タナトス。(後悔の数。)

昔は、よくタナトスは私に会いに来てくれてた。 美しいタナトスに憧れて、タナトスが住むところに連れていってとせがんでいた時もあった。 そんなせがむ私を、タナトスはタナトスの住むところに本当に連れて行こうとした。 その時、私はなんだか恐くなって怯…

エクスタシー。(真の快楽の園。)

エクスタシー。 エクスタシーが欲しいの。 エクスタシーは真の快楽の園。 誰もが行く事を望むエクスタシー。 真の快楽の園までに行くには真の快楽の門を開けなければならない。 開けられる人は限りがあると誰もが耳にする。 あたし達は門の前にすら辿り着け…

ハルシノゲン。

何をさがしているの? 見つけようとするものは何なの? どこをさがそうと見つかりっこないわよ!! 必要なものはアタシが隠し持っているからね!! ハルシノゲンはアタシだけのもの。 ハルシノゲンはユートピアまで連れてってくれるんだから。 脳味噌の中を…

カルマ。

結局、似た者同士が集まるの。 異なる世界に身を置き換えたとしても似た者同士が集ってしまうの。 カルマ同士が引き寄せ合うの。 陰のカルマ、陽のカルマ。 吉のカルマ、凶のカルマ。 自律のカルマ、依存のカルマ。 苦のカルマ、楽のカルマ。 カルマはどこに…

ピンクの貝殻。

夏の暑い日にあたし達はお揃いのワンピースを着て手を繋いで海岸を歩ったね。 とっても暑くて日差しが眩しかった。 青い空と青い海に見守られながら抱き合ってキスをしたね。 海岸にはピンクの貝殻が散りばめたように沢山落ちていた。 2人でピンクの貝殻を…

未来の自分。

未来の自分に会った。 80歳位に年老いた自分に会った。 老人になった自分は僕に言った。 「君に触れたい。」 「君の身体を愛撫したい。」 「私の横で煙草を喫(の)んでいて欲しい。」 未来の自分に会った。 すっかり、おじぃちゃんの姿になっている自分に会…

ミイラ。

ろくに栄養を与えないもんだなら、カリカリに痩せちゃって……。 ろくすっぽ潤いを与えないもんだから、カサカサに乾ききっちゃて……。 カリカリのカサカサ。 カリカリのカサカサのミイラのような状態になった「心」。 栄養失調の心。 乾燥した心。 ミイラの心…

ハートの欠片。

あなたに何度も忠告したよね。 何度もお願いしてきた。 でもあなたは耳を傾けることもしなかった。 そして行動に移してもくれなかった。 あなたへの気持ちが強くなる度に醜くなる自分が嫌になった。 だから、あなたの裏口から出ていったの。 ハートの欠片を…

壊れた架け橋。

俺から君への架け橋。 君から俺への架け橋。 重なり合って一つの架け橋となったんだ。 俺と君は永遠に繋がっていると思っていたよ。 2人だけの架け橋。 ある日、架け橋は壊れてしまったんだ。 突然、君は俺の前から去ってしまった。 壊れてしまった架け橋。…

ジプシー。

型にはまった生き方は好まないわね。 決まったレールに乗った人生なんて退屈よね。 充実とゆう名の本を持って自由に生き続けていくの。 平和な花園で愛を求めて。 ジプシーのように。 ジプシーみたいに生きていたいわ。 ジプシーのように。 ジプシーみたいに…

宇宙。

満天の星空の下でオレとキミは出会ったんだ。 お互い一目惚れしあったんだよね。 引かれ合うような出会いだったね。 その日は大きく盛り上がった夜だったね。 さあ、今夜もはしゃごう。 カミとバツでキメてさ。 星空を突き抜けてまた宇宙まで行こうよ。 宇宙…

ありがとう。

励ましの声が届きました。 楽しみだって言ってくれました。 背中を押してくれる人もいました。 不安なことも沢山ありました。 でも、みんなの笑顔で救われました。 ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。 みんなのお陰でここまでこれました。 応…