灰色の世界

灯したばかりのローソクの炎が突然、消えてしまった。

灯したばかりのローソクの炎が消えてしまったの。

若く、未熟なばかりの炎が一瞬で消されてしまったの。


こんな時にでも当たり前だけど電気もつくし蛇口から水がだせた。
こんな時にでもテレビからバラエティー番組が放映されていた。

バスや電車も動いていた。

通りすぎる人々の顔は皆が笑顔だった。

当たり前だけど、こんな時にでもいつもと変わらない町の姿だった。

私の目に映る世界は灰色で心は崩壊していたとゆうのに。


灯したばかりのローソクの炎が突然、消えてしまった。

灯したばかりのローソクの炎が消えてしまったの。

若く、未熟なばかりの炎が一瞬で消されてしまったの。


こんな時にでも当たり前だけど、太陽は明るく照っていたし月は闇を照らしていた。

こんな時にでもラジオからは陽気な音楽がながされていた。

昼間は晴れていたのでベランダに布団や洗濯物が干されいる家が多かった。

まわりを見回すと人々の笑顔ばかりが目に映った。

当たり前だけど、こんな時にでもいつもと変わらない平和な世の中だった。

私の目に映る世界は灰色で、感情は破壊しているとゆうのに。