叫び声が聞こえてくる。

悲鳴が聞こええてくる。

後ろから。
前から。


泣く声が聞こえてくる。

助けを求める声が聞こえてくる。

右から。
左から。


怯えや恐怖は皆、隠している。

何事も無かったかのように。

恐れのあまりに震えが止まらないとゆうのに。


人はなぜ区別したがるのか?

人はなぜ差別をしてしまうのか?


そこから生まれるものは争いの中の暴力ばかりの血にまみれた残酷な世界。


微かに平和を願う声が聞こえてくる。

微かに愛を与える声が聞こええてくる。

後ろから。
前から。


微かな声達が強く引き寄せ合って巨大なものとなるのだ。そこから放たれる波動は強烈なものなのだ。

思いやる気持ちの大切さを唱える声が聞こえてくる。

希望を届ける声が聞こえてくる。

右から。
左から。

永久に安息な世界にしていくために光輝く声達は後生にあらゆる工夫をしながら繋いでいるのであった。