古傷。

遠い昔に傷つけられた古い傷あと。


今も残されている古い傷あと。


この古傷がたまに疼いて痛みだす。


痛む古傷が辛かった過去を思い出させる。


消えて無くなってくれない傷の痛みと傷あと。



痛みに苦しみ耐えている時、「他者に同じような痛みを与えてはいけないよ。」と古傷から教えられているような気がするのだ。



そう思えた私は何時も古傷に感謝をしたいと思える。



そして、辛かった過去は洗い流されて痛みは消えていくのであった。





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雅蓮。