なりたくない自分

色々な人と会話をしている時にたまに、その人の口から発せられる言葉に耳を疑ってしまう時がある。

自分にとってその言葉はマイナスな方向に行ってしまうのではないかと直感してその場から逃げたくなる。

その言葉から悪い暗示をかけられるような気味の悪さを感じさせる。

何だか、不幸な人ばかりが集まる所に連れていかれそう。

その言葉は自分にとって嫌悪感を思いおこさせる。

その言葉を聞いた時に、同調しないようにしなければいけない。

でないと、気味の悪い暗示にかかってその言葉を発する人と似たような人達と仲良くなってしまう。


人の不幸を覗き見しては喜んでみたり。

人に誹謗中傷するのが趣味だったり。

人の足を引っ張るのを好んでみたり。

人の悪口ばかりの話題集めに夢中になっていたり。

人が失敗して奈落の底に落ちていく様を眺めながら笑みを浮かべてみたり。

こんな無様な自分になったのは世間のせいだと言ってしまえるような人達にはなりたくない。

こういった人達と会話をしたり近づいた時、自分の中でハザードランプが点くのだ。

ハザードランプが自分に良い聞かせる。

日常の中の発せられる膨大な言葉を細かく切り取ってその言葉の裏を読みとく訓練をせよと。

会話している時に相手の目をよく見るようにと。

話をしている時の相手の表情もよく観察せよと。

なりたくない自分にならない為の知識を蓄えていきなさいと。

なりたくない自分にならない為に自分自身を分析し理性的に考えて行動せよと。

こういった事を習慣づけていけば、なりたくない自分にならないよう回避は出来る。

今日も自分の中のハザードランプは点いて自分に良い聞かせてくれているのだ。