ウリ専デビューしちゃった。雅蓮のウリ専くるくる思い出話。其の三

今回は雅蓮がウリ専ボーイデビューまでの道のりのお話しをさせていただきます。

最後までお付き合い下さいませね。

ウリ専で働くと決めた雅は、ゲイ雑誌に載せてあるウリ専バーの広告に記された求人募集を目にしながらどのお店で働くか選んでおりました。

ページをめくりながら選んでいたらあるお店に目がとまりましました。

「楽しく働けて、短時間で高収入。下宿付き、食事付き」

ここだ、と直感して即電話をしました。

翌日の昼に面接となりました。勿論、履歴書を持参で。

雅が求人募集の記しに惹かれたのは、下宿と食事付きだったからです。

他の求人募集にはこういった福利厚生的なものは書かれてなかった気がしました。多分……。

特に下宿は希望では無かったのですが、何かあった時には下宿付きであれば安心できます。

何よりも、食事付きですね。

これは魅力的なことでしたね。

楽しくいっぱい稼げて食事も付くなんて雅はなんてハッピーラッキーボーイなんでしょう ~🎶ルンルン🎶!などと浮かれて喜びに満ち溢れておりました。

翌日になり面接のため二丁目まで電車でむかいました。

さすがにあの時は緊張していましたね。やはり、面接の日ってメチャクチャ緊張しますよね。

緊張のあまり胸がドッキンドッキン鳴っておりました。

昨日働くと希望したウリ専バーに無事到着しました。

お店の外観も当たり前ですけどそこいらにあるスナックやバーみたいでした。

目の前にあるチョコレートドアが少し豪華さを感じさせました。

敷居が高そうなバーだなと印象を受けましたね。

おそるおそるドアを開けた覚えがあります。

「失礼します。昨日、面接をお願いした者ですが……。」

ドアを開けて目にしたのがカウンターで何やら開店準備をしている六十代半ばくらいの初老の男性でした。

この人がこのお店のオーナーだと直ぐにわかりました。

オーナーの見た目の印象は、「こわっっっっ!!」でした。

顔は堀深い端正なお顔立ちで、背も雅よりずっと低いのですが横幅がありガッチリされていました。

ただ、オーナーから漂い出された雰囲気に怯んだ覚えがあります。

この人の過去や裏にはものすげぇリスキーなことがあると感じとることもできました。

そのオーナーは雅の顔をみるなり満面な笑顔になり雅を出迎えて下さりました。

そして面接スタートです。

因みに、お店にはオーナー一人だけでした。

オーナーと雅はカウンターに横並びに座りながら面接をしました。

履歴書をオーナーに渡しサッと目を通した後、驚きのセリフを雅に投げかけました。

「では、立ち上がって全裸になってくれるかな?」

まぁ、体を売る店だから驚くのも可笑しいよなと雅は納得し立ち上がって服を全部脱ぎ全裸になりました。

オーナーは「うん、うん」と良いながら雅の体を触りはじめました。

「君、顔も良いし肌も綺麗で良いんだが太り過ぎだよ、体毛も多いいので脛毛は脱帽するように。食事も控えること。」

オーナーは品定めをしていたんですね。

太り過ぎ……ガビーン!!

この時の雅はデブりはじめていたのです。

肥満児でもあった雅は気を抜くと直ぐに太る体質です。それは現在進行中でございます。

この時の雅は正しく気を抜けていた時期で暴飲暴食の日々でしたの。🎶ルンルン🎶

オーナー曰くいくら顔が良くても体がだらしがないと売れるのは難しいとのことでした。

雅の話し方と立ち振舞いがもろオネェ感が出ていることにも注意を受けましたね。

ウリ専では中性的な外見ならオネェで通用するかもしれないが、君はそういったタイプではないと言われました。

もう少し男っぽく振る舞えとのことでした。

演技をしろとゆうことですね。

そしてこんなことも言われました。

「君は、あの雑誌から募集を見付けたんだよね?」

雅は「はい。」と答えました。

「では、ゲイなんだよね?」

雅は再び「はい。」と答えました。

「じゃあ、指名されたら抵抗なく出来そうだね。では、調教はいらないな……。」

と呟くオーナー。

調教?

当時の雅には呟いた意味が謎でした。

働きはじめて調教の謎が解くことが出来たのですが……。

呟いた後、オーナーが雅の目の前に立ち上がり雅にこう言って下さりました。

「君の体は好きではないが、顔は俺のモロタイプだ。ああ、本当に良い顔をしている。」

オーナーの顔が雅の顔まで接近してきてそのまま抱き締められながら濃厚なディープキスをされました。

「ああ、良いキスだ。君を他の客、ましてや他の男に渡したくないよ。俺は嫉妬してしまうよ。」

この時の雅はドキドキしてちょこっと嬉しかったです。

この後の成り行きはご想像通りでございます……。

恥っ!!!!!

オーナーと雅は店のソファーで乳くりあってしまったのでございます~。

因みに、オーナーはタチ役イコール男役。

雅がネコ役イコール女役。

でございました。

事を終えた後のオーナーと雅はあっさりと服に着替えてオーナーからお店の営業内容やシフトのこと、禁止事項などの説明を受けて雅にとって前代未聞のあぶない面接は終了となりました。

明日から出勤とゆうことになり、「これで明日までに脛毛剃ってこい。」とオーナーが言いながら雅に三万円を渡してくれました。

ギョッギョッ!!こんなに?

と雅は驚きました。

どうやら、先程の交わりが雅にとってはウリ専での初のお仕事だったのでしょう。

雅のウリ専ボーイデビューを果たしてしまいました。

お金はありがたくいただきました。


因みにですけども……オーナーと雅との交わりはこれが最初で最後でした。

数年後、オーナーが「そういえば俺ってお前とセッ◯スしたことないよな?」

などとふざけたことを言ってきたので。

雅は「ありますよ!!」
と言ってやったらオーナーが「そんな事あり得 ん!!俺がお前なんかに手を出すはずがない。気持ち悪っ。お前は俺が年寄りでもうろくしてるからって嘘をついてからかってんだろう。」

などと笑いながらほざけたことを言うオーナー。

雅は「はい。はい。おっしゃる通りです。」と呆れながら返事をした記憶があります。


話しがそれてしまいましたが、雅は見事、合格して翌日からウリ専ボーイとしてめでたく働き出すことが出来たのです~!

わーい!ヤッターマン!!

ここから、雅のウリ専生活が始まります。

ワクワクドキドキ!!

ここからどんな展開になっていくか続きが早くみたいですよね~~ん。次回のお話しも楽しみになりますよね~ん!

雅も楽しみでございます。

まだまだお話しがしたいのですが、今回はこれにて終了とさせていただきたいと思います~。

今回も最後までお読み下さりありがとうございます。

今後も沢山の方に喜んで下さるようなブログを載せていきたいと思っております。

その為にも日々精進してまいりたいと思います。

それではまた次回、お会いしましょう。

バイバイ。